Contents
粗大ゴミの定義とは
「粗大ゴミ」と一言で言っても、各自治体によってばらつきがあり、定義が違っています。
一般的に「粗大ゴミ」と言われてイメージするのはごみを出す際使用する、大きなごみ袋に入らないようなごみではないかと思います。
多くの自治体で粗大ゴミの定義としているのは「30センチ四方より大きなもの」となっていますが、50センチ以上のところや、それより大きなところ、〇キロ以上など、重さで定義づけしている自治体も多いようですね。
大阪市の例で言うと、「家庭の日常生活から出るごみの中で、四方が30センチを超えるものまたは棒状のものなら1メートル以上」となっています。
さらに、大阪市の場合、大掃除や引っ越しの際に出る大量のごみも粗大ゴミとして収集してもらえるそうですね。
このように、粗大ゴミの定義は各自治体で違っており、この決まりを守らないとごみ集積所に出したとしても、そのまま放置されるため、他人に迷惑がかかります。
お住まいの自治体のルールを守り、粗大ゴミを出すようにしましょう。
粗大ゴミを捨てるまでの流れ
では、粗大ゴミを捨てるまでの流れってどうなっているんでしょうか?
収集
一般的に、粗大ゴミを出す場合、戸別収集やごみ集積所に出す方法があります。
- ごみ収集窓口へ連絡する
- 収集日を決め取りに来てもらう
という流れです。
これも各自治体で違っていますが、ほとんどの自治体で戸別収集を行っています。ただ、粗大ゴミを収集してもらうのに無料のことはなく、ある程度費用がかかるようですね。
ある自治体の例だと、市役所や指定のお店でごみ収集券を購入後、粗大ゴミに貼付し取りに来てもらったり、ごみ集積所に出しておくなどしています。
なお、いつ取りに来てもらうかは窓口に電話する必要があり、一般的に平日の9~17時の間に電話するなど、制約があるようですね。

自治体のごみ収集サービスを利用すると、収集日も平日の日中と限定されることがほとんどなので、休みの日に粗大ゴミを取りに来てもらいたいという方にとっては不便でしょう。
クリーンセンターへ持ち込み
いっぽうで、自治体のサービスを利用する場合だと、クリーンセンターへの持ち込みという方法があります。
ほとんどの場合、申し込みの必要はなく決められた曜日、時間内に直接持ち込みます。
中には戸別収集の半額という自治体もあるようですよ。
粗大ゴミには自治体では捨てられないもの
粗大ゴミの定義や粗大ごみを捨てる方法などを見てきましたが、実は粗大ゴミの中でも自治体のごみ収集サービスを利用できないものがあるのをご存じでしょうか?
たとえば
- テレビ
- 洗濯機
- エアコン
- 冷蔵庫
- 衣類乾燥機
- 冷凍庫
などの家電は法律により粗大ゴミとして処分できないと決まっています。
そのため、不用品回収業者に依頼するのがおすすめ。
不用品回収業者なら不用品を引き取ってくれるだけでなく、まだ使えそうなものを買い取ってくれるの業者が多いです。
もし、使えそうなものを買い取ってもらうことができたら、粗大ゴミの回収費用が安くなるだけでなく、逆にプラスになったりとお得ですよね。
しかも、自治体のごみ収集サービスとは違い、24時間365日申し込めたり、休日でも粗大ゴミを取りに来てくれる業者があったりします。

まとめ
粗大ゴミを捨てる方法には次のようなものがあります。
- 収集
- クリーンセンター
ただ、法律により粗大ゴミとして捨てられないものについては不用品回収業者に依頼するのがおすすめ。
自治体のごみ収集サービスとは違い、さまざまなサービスがあったりします。信頼できる業者を選び、不用品を回収してもらいましょう。